足底筋膜炎と腰痛の場合
「足底筋膜炎と腰痛で困っているんです」
こんなふうなご相談メールをいただきます。
足底筋膜炎の方の8割は、腰や肩など他の部分にも、痛みや不快感を持っておられます。
そして、病名のついた症状がいくつもあると、すべて別の症状だと考えておられるようです。
たくさんの関節痛をもっているととらえられるんですね。
しかし、本当にそうなんでしょうか。
たとえば、このヤカンの中は蒸気であふれています。
火で暖められた水蒸気は、出口を求めて、外に向かって噴出するわけです。
もし、このときクチのところをふさいでしまうと、今度は蓋から蒸気が噴き出すはずです。
もし、蓋を固定してしまうと、また別のところから噴出します。
人間の体の中に蓄積された緊張も、この蒸気と同じで、蓄積してくると痛みとして外へでようとします。
当然弱いところからでますから、
・関節部分
・怪我のあと
・手術の後
など、わずかなバランスの崩れがあるとそこに痛みが生じます。
複数の個所にバランスの崩れがあると複数の個所に痛みがでます。
これが、複数ある痛みの正体なんです。
つまり自律神経が起こした緊張の圧力が一定以上たかまると、痛みとして外に噴出しているだけなんです。
痛みは枝葉にすぎず、原因は自律神経の緊張だということです。
自律神経の緊張のレベルを下げてあげると、蒸気の圧力が少なくなるのと同じで、噴出することはなくなります。
当院で自律神経を整えると、いろんな個所の関節痛が同時になくなっていくのは、そのせいなんですね。
いくつもの個所が痛むと、どうしても、年だからとネガティブになってしまいますが、
自律神経を整えることで、比較的短期間で改善していきますので、心配する必要はないですよ。
当院での施術を検討されてる方へ
来院される方は、平均的には3回程度の施術で、
普通の運動ができる程度まで改善される方が多いです。
ただ、痛い部分にマッサージをしていたり、
ストレッチなどで刺激をしている場合は、
もう少し回数がかかることがあります。
まずは、【はじめてのかたへ】をよく読んでいただいてから、
ご来院をおねがいいたします。