ずっと立ってると”足裏が痛い!奈良市のAさんの症例。
足底筋膜炎の症例
お困りの症状
奈良からご来院のAさん。50代、女性。
お仕事は工場での検品作業。
ほぼ一日、同じ場所で立って作業をされています。
半年ほど前から、1,2時間たってると、じわっと踵に痛みを感じるようになり、病院で足底腱膜炎と診断。
2ヶ月ほど整骨院に通っても改善がなく、徐々に悪化していくようなので、ご紹介で来院されました。
施術と経過
初回の施術後
来院されたときは、歩くたびに踵の内側が痛い状態でしたが、施術後は、10-0に変化。腰の重ダルさも消失
2回目(一週間後)
「やってもらったときは楽になりましたが、4日後ぐらいからまた痛くなってきました」
立ち仕事ということを考えると順調だと思います。
この日も、足裏、腰とも痛みはゼロになり終了。
3回目(一週間後)
「腰の重いのは感じなくなってきました。足は楽になってきましたが、夕方になると痛みがでてきます」
腰の痛みはほぼなくなり、足裏も感覚的には半分以下ぐらいになったそうです。
4回目(一週間後)
「前回やってもらってからは、違和感程度になってきました!」
5回目(3週間後)
「もう大丈夫そうです!ウォーキングもはじめましたが全然大丈夫でした!」
経過もよく、問題なさそうなので5回で施術は終了しました。
原因
今回の症状の原因は、
・内蔵の冷え(飲み物によるもの)
・精神的なストレス
この3つが原因のようでした。
まとめ
東洋医学には、五労という考え方があります。
長くなるので全部の説明は省きますが、立ち仕事の疲れを「久立」(きゅうりつ)といい、久立がすぎると腎をいためるといわれています。
腎(じん)は、骨とも関係し、腎の経絡は、足裏を通っているため、直立の姿勢で仕事をしている人は、どうしても足裏に症状が出ることが多いんです。
西洋医学と東洋医学は見方が全く違いますが、慢性の痛みに関しては、東洋医学のほうがあっていると感じます。