尼崎市からご来院の消防士のAさんの「足底筋膜炎」の症例
足底筋膜炎の症例
お困りの症状
尼崎からご来院の30代男性、Aさん。
消防士をされています。
病院、接骨院、鍼灸院などいろいろめぐったが改善の兆しが見えず、同僚の方のご紹介で来院されました。
一年ほど前から、ランニング中に足裏の筋が張るような違和感を感じるようになり、徐々に悪化。
今は、歩いているだけで足の裏に突っ張りと、踵に痛みを感じる。
朝起きたとき、座ってからの立ち上がりの特に痛みが強い。
施術と経過
初回の施術
初回の施術で、歩いたときの痛みは10−0 痛い部分を押したときの痛みは10−1ぐらいまで軽減。
二回目(7日後)
「あの後、走る以外の日常生活では、痛みは気にならなくなりました!」
「試しにちょっと走ってみたんですが、やっぱり5分ぐらいのジョグで足裏がいたくなってきます」
走るのはまだちょっと早かったみたいですね。
この日は、押したときの痛みは10−0で終了。
3回目(10日後)
「ジョギングは、各日で5キロぐらい走ってるんですがいい感じです」
「休みの日に10キロ走ったらちょっと痛かったです。翌日は大丈夫でした。」
かなり回復してきてますね。
4回目(一週間後)
「走っても不安な感じがなくなってきました!」
「もうマシントレーニングも普通にやってます!」
これで大丈夫そうです。
意外に消防士さんは足底筋膜炎でお困りの方が多いように感じます。
日々、訓練をされるのと装備を付けたまま走ったり、過酷な運動が多いからなんでしょうね。
まとめ
今回のケースは、通った治療院で痛いところに強いマッサージをされたり、
足裏を伸ばすストレッチを指導されたりしていたので、2次的に痛めた部分も多いようでした。
足裏が痛いときは、とにかく痛い部分にはマッサージをしたりしないことが大切。
あとは、足をつかわずに上半身の筋トレは続けている人が多いですが、下半身に力を入れずに上半身を鍛えることはできません。
必ず、足全体が踏ん張ってしまうので、可能な限りトレーニングを休んだほうが早く良くなります。