神戸からご来院。陸上短距離をされてる高校生Yくんの症例。
足底筋膜炎の症例
お困りの症状
神戸からの17歳の高校生Yくん。
クラブの先輩のご紹介で来院されました。
短距離の選手ですが、高校に入ってから練習がハードになり、シンスプリント、足底筋膜炎といろんなところに痛みがでて、思うように練習できない毎日。
近くの整骨院に毎日のように通っても、やってもらってはマシになり、またぶり返しを繰り返しているそうです。
主な症状は、左足のシンスプリント。右足裏の痛み(足底筋膜炎)
今は走ったりせずに、補強で体幹などをトレーニングしてるそうです。
施術と経過
初回の施術
施術前は、普通に歩行していても我慢できる程度の痛みがある状態でしたが、施術後は、10−0に。ジャンプ、ジョグなどを試してもらってもOKな状態になりました。
2回目(一週間後)
「怖いからあまり走ってないですけどジョグぐらいだと痛みは全然ないです」
土踏まずのところを押すと痛みがあるそうなので、その痛みがなくなるのをテーマに施術。押しても問題なくなり2回目は終了。
運動に本格的に復帰していただくことに。
3回目(10日後)
「あれから、普通に練習していますけど、シンスプも、足底も全然いたくないです!ありがとうございます!」
やっぱり若いってすごいですね。
これが大人だったら、あと2、3回はかかるところです。
一ヶ月後、メンテンナスのご予約をいただいて、これでいったん施術は終了です。
まとめ
今回の、スネの痛みシンスプリントと、足裏の痛みの原因は、
・お風呂にゆっくり浸かる習慣がない
・痛い部分をマッサージしていた
この3点だと思割れます。
若い子に多いですが、夏でも冬でも氷がはいったお茶を飲んだりするため、徐々に内蔵が弱り、それが筋肉にも影響を与えて発症したようです。
その上で、痛い部分にマッサージや電気などをあてたため、体が防御反応をおこして痛みが強くなってしまったようです。
大切なことは、

陸上競技のスポーツ障害で気をつけたいこと
陸上をされてる方は、シンスプリントやアキレス腱炎、足底筋膜炎などになりやすい傾向になります。
一般的には、アイシングをすることが多いですが、打ち身や捻挫(ねんざ)ではないシンスプリントや足底筋膜炎にアイシングをしても、あまり効果はありません。
むしろ、冷やすことで慢性化の原因になることもあります。
シンスプリントや足底筋膜炎でお悩みのときは、しっかりオフロに入って全身をあたためるようにしてください。
