足裏が痛いときは、何科の病院にいくべき?

 

意外に多く聞かれるのは、

「足が痛くて足底筋膜炎っぽいけど、何科の病院にいったらいいですか?」

というご質問。

まずは、整形外科へ

まずは、レントゲンのある整形外科にいきましょう。
足底筋膜炎に似た症状でも、リウマチだったり、べつの病気の可能性もあります。

リスクの高い病気でないかどうかを見極める意味でも整形外科できちんと見て貰う必要があります。

足裏の痛みの治し方

病院の治療でも十分な効果がなかったら

現在、一般的にうけられる足底筋膜炎の治療は、

・アイシング
・湿布
・電気
・インソール(足底板)
・筋トレ(タオルギャザー)
・マッサージ

などが一般的です。
しかし、残念ながらこれらの治療をしても改善しない方が非常に多いです。

なぜなら、西洋医学は捻挫や打ち身のような怪我の治療は得意ですが、
足底筋膜炎のような慢性の症状は苦手分野なんです。

そもそも、足底筋膜炎とはどんな症状でなにが原因なのでしょうか。

足の痛みの治し方

足底筋膜炎とは

足底筋膜炎の症状

一番多いのは、朝起きたときに一歩目や、座っていて立ち上がったときの一歩目に足裏の【かかと】の部分に、ズキッとした痛みを感じます。

しかし、足底筋膜炎の特徴として、痛む場所が日によって変わったり、しばらく治っていたのに、また再発したりすることがあります。
治療のタイミングを逃しやすい一面があります。

悪化するにしたがって、一歩目だけでなく、
普段歩いているときにも痛みを感じるようになったり、
ひざや、腰など他の部分も痛くなることがあります。

足の痛みの治し方

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎は大きく分けると2つの原因があります。

  1. ・アキレス腱が固くなっている
    ・足のアーチが崩れている

この2つの原因によって、足の血行が悪くなり、痛みが出るようになるのが、足底筋膜炎といわれる症状です。

足底筋膜炎の治療法

いまからできる、足底筋膜炎の治し方 2選!

足底筋膜炎の治療法 その1「足首ぐるぐる回し」

足底筋膜炎の原因の一つは、アキレス腱の固さです。
まずはこのアキレス腱の固さをなんとかする必要があります。
それには、この足首まわしが最適!

「足首ぐるぐる回し」のやりかた

足首を大きく、ゆっくりと回すことでアキレス腱やフクラハギの筋肉をゆるめ、足底腱膜への負担をやわらげ血行を促進します。

大きくゆっくりと15回ぐらい。逆回りも同様におこなってください。
もし、パートナーがおられる場合は、受ける人は四つん這いになって行うと、よりいっそう効果があります。

足底筋膜炎のための足首回し

 

足底筋膜炎の治療法 その2 「フクラハギのマッサージ」

足の裏が痛い場合、足裏を直接マッサージすると悪化の可能性が高くなります。
フクラハギの筋肉は、アキレス腱や足裏とつながっています。
ふくらはぎをやさしくマッサージすることで、足裏を間接的に緩めることができます。

フクラハギのマッサージのコツ!

マッサージのコツは、強く揉まないこと!
強くやると効くような気がしますが、強いマッサージをすると、筋繊維が傷ついてしまい、再生するときには余計に太くて固くなってしまい、もっと血行が悪くなってしまいます。

足底筋膜炎の治療方法

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

とくに何かを踏んだわけでも、ひねったわけでもないのに、足裏がいたくなる。
この原因のよくわからない足の痛みは足底筋膜炎かもしれません。

まずは、自己判断せずに、整形外科やスポーツ整形などにいって、それ意外のリウマチなどのよりリスクの高い病気ではないかどうかもみてもらうことをおすすめします。

慢性の痛みは、なかなか一般的なアイシングや電気治療などでは良くなりません。
辛さが長く続くようでしたら、足底筋膜炎の専門である当院にいちどご相談ください。

足底筋膜炎の治し方

 

当院での施術を検討されてる方へ

足底筋膜炎で来院される方は、平均的には3回程度の施術で、
普通の生活ができる程度まで改善される方が多いです。

ただ、痛い部分にマッサージをしていたり、
ストレッチなどで刺激をしている場合は、
もう少し回数がかかることがあります。

まずは、【はじめてのかたへ】をよく読んでいただいてから、
ご来院をおねがいいたします。

足底筋膜炎・はじめての方へ