お困りの症状
三重県からご来院の三浦さん(仮名)さん。
60代女性。
「2,3年まえから、歩くと足裏に砂利を踏んでるような違和感があって、鍼とかいろいろやったんですけど、治らなかったんです」
「今年に入ってからそれがひどくなって、砂利というよりビー玉がはいってるような感じがして、うまく地面をつかめない感じになってきました」たまに足底筋膜炎と診断されて、この足裏の小石を踏んでるような感覚がある方がこられますが、痛みなどに比べると治りが遅い印象があります。
施術内容
問診のあと、足首に軽く触れて脈診していきます。
足の違和感の主な原因は、
・冷えからくる下腹部の緊張
・右股関節
・仙骨
・全身のバランス
この4つのようです。
これらを足に軽く触れた状態で、自律神経にはたらきかけて解放していきます。
一定量の緊張を和らげた状態で、いったん症状を確認。
「ちょっと、ビー玉みたいなのが小さくなってきました」
仙骨と足との不調和を解放して確認。
「砂粒みたいな感触になって、その厚みがうすくなってきました」
手術痕に絡む複雑な緊張層を解除。
「砂粒というより、足裏に薄いゴムの板が張り付いてるような感じになってきました」
初回はここまでで終了。
2回目、一週間後
「じゃりじゃりする感じはありますけど、前よりずっと楽に歩けます」
前回もかなり緊張を解除しましたが、まだまだ大量の蓄積層があります。
古い緊張層を解除すると、下からまた緊張が湧き出てくる感じです。
これらを解除して確認。
「あっ、いいかも?靴下をもう一枚履いてるようなかんじになってきました」
下腹部のストレス系の緊張を解除して再確認。
「はい。チリチリして痒いような感じがありますが、もうそんなにきつくないです」
この違和感を完全にとりさるのは、簡単ではなさそうですが、あとは、月一のメンテナンスで徐々にとっていけば問題なさそうです。
まとめ
病院で足底腱膜炎と診断されても、人によって自覚症状はまちまちです。
足底筋膜炎という決まった状態があるのではなく、原因のわからない足裏の痛みのことを”足底筋膜炎と呼んでいる”という程度にとらえていただいた方がいいと思います。
当院での施術を検討されてる方へ
来院される方は、平均的には3回程度の施術で、
普通の運動ができる程度まで改善される方が多いです。
ただ、痛い部分にマッサージをしていたり、
ストレッチなどで刺激をしている場合は、
もう少し回数がかかることがあります。
まずは、【はじめてのかたへ】をよく読んでいただいてから、
ご来院をおねがいいたします。