立ち仕事の足の痛み

足底筋膜炎の治療法

経緯と症状

奈良からご来院のNさん。工場勤務で立ち仕事をされてる40代、男性。

一年ほど前から、工場での仕事中に、足裏がズキズキするようになる。
だましだましやってたが、2か月ぐらい前からは、耐え難い痛みに。

はじめは、右の踵だけだったのが、左も痛くなり、今は左右ともひざから下が全体的に痛い仕事終わりには、歩くのも困難なほど強い痛みに成る

 

施術

問診のあと、さっそくお体を診ていきます。
足首から、体の状態をよみとっていきます。
症状の原因は、

・下半身の筋肉疲労
・消化器系の冷え
・腰の緊張
・ストレス

この4点が主なようです。
これらを順序だてて解放していきます。
ある程度とれたところで、痛みの変化を確認。

「足裏は痛いけど、フクラハギは両方とも軽いです」

微調整して再度確認

「左の足の足裏全体的だったのが、カカトだけになってきました」

「右はさっきより踵が痛く感じます」

ストレス系が体全体を覆っているのでこれを解除して再確認。

 

「右は踵が痛いけど、それ以外は大丈夫。これなら何とか歩けますね」

初回は一旦ここまでで終了。

 

足底筋膜炎の原因と治療法

二回目の施術、1週間後

 

「あのあと、フクラハギと、左は全然痛くなくなりました。痛いのは右だけです」

「でも、仕事してるしんどさが全然違いますよ!」

 

古い緊張層を解放して確認

「あ、歩いても左も痛くないです!」

「でも、押したら痛いです」

隠れてた腰の緊張層が出てきたのでこれを解除。

 

「あれ、触ってもなんか痛くないですね」

「いやー、なんか不思議やなあ」

踵がズキズキする

3回目、一週間後

「仕事が終わるころにちょっと痛くなりますけど、翌日には治ってます」

 

「なんか、大丈夫そうです!」

前向きなお言葉でできました。
一時は、休職も考えておられたので改善してきてよかったです。

お体の状態をみても、それほど緊張層が残っていないので、かなり回復してきてますね。
残っている緊張を解除して終了しました。

「いやもう、一時は仕事やめるしかないかなって思ってたんで、ほんま、助かりましたわ」

お仕事の歩行量が多かったので、ちょっと心配でしたが、なんとかなってよかったです。

足底筋膜炎の治療法

 

当院での施術を検討されてる方へ

 

来院される方は、平均的には3回程度の施術で、普通の運動ができる程度まで改善される方が多いです。

ただ、痛い部分にマッサージをしていたり、
ストレッチなどで刺激をしている場合は、

もう少し回数がかかることがあります。
まずは、【はじめてのかたへ】をよく読んでいただいてから、
ご来院をおねがいいたします。

足底筋膜炎専科