足底筋膜炎は完治する?
足裏の痛みは、よく出たりひっこんだりなかなか厄介な症状です。
足底筋膜炎は完治するのでしょうか。
このページでは足の痛みが完治するかについて考えていきたいと思います。
よくきかれるのが、足底筋膜炎は完治するのか?
ということです。
その前に、治るということはどういうことなのかをかんがえなくてはいけません。
治るとはどういうことか
私は、治るということをよく考えます。
以前は、きれいさっぱり症状がなくなることが治るだと思っていました。
しかし、実際に人の体に触れていると、ずっと昔の捻挫の跡が体に残っていたり、手術した傷が脚の痛みに影響したりするのをみてきました。
捻挫の痛みは、1ヶ月もせずに消えますが、捻挫の影響は数十年たっても残っています。
短期間で消えて、治ったと思わせているのは、痛みが消えただけなんですね。
そういう意味では、捻挫は治っていたのか、というと、治っていなかったということになると思います。
治るということの定義
そういう体験を日々していると、単純に完治という言葉をつかえなくなります。
私の場合は、治るというのは、症状が発症する前の体の状態になることだと考えています。
スタート地点に立つということです。
足底筋膜炎は再発するのか?
足底筋膜炎は、慢性痛ですから、本質的な原因は、生活習慣にあります。
足の痛みは、捻挫のようなケガよりは、頭痛や生理痛に近い痛みなんです。
不摂生がつづいたり、シャワーだけの生活が続いたり、精神的なストレスが強かったりすると、体は少しずつ緊張して固くなっていきます。
そうすると、肩こりや、腰痛、足の痛みなどがでてきます。
いったん良くなっても、生活習慣によっては、また症状が出てくる可能性はゼロではありません。
そういう意味ではどんな症状も完治はないといえます。
また痛みが出てきた場合、再発というより、また、新しく足底に痛みがでる体の状態になったということです。
そうならないためには、まず、生活習慣が乱れないように、普段から気をつけておく必要があります。
当院での施術を検討されてる方へ
来院される方は、平均的には3回程度の施術で、
普通の運動ができる程度まで改善される方が多いです。
ただ、痛い部分にマッサージをしていたり、
ストレッチなどで刺激をしている場合は、
もう少し回数がかかることがあります。
まずは、【はじめてのかたへ】をよく読んでいただいてから、
ご来院をおねがいいたします。