なかなかよくならない足の痛み。
いったいいつになったら治るんでしょうか。
このページでは、足裏の痛み(足底筋膜炎)が治る目安と、安静にする期間、さらに自分で治すセルフケアについてわかりやすくお伝えしていきます。
足裏の痛みはどれぐらいで治る?
足裏の痛み、足底筋膜炎は、90%の方は、1ヶ月から数年以内に回復するといわれています。
1ヶ月ならわかりますが、1ヶ月から数年といわれると現実的には、いつ治るのかわからないといわれてるのと同じですよね。
しかし、実際は、数年どころか10年以上痛むという方も少なからずおられます。
そもそも、足底筋膜炎というのはどういう症状なのでしょうか。
足底筋膜炎の症状
朝起きたときの一歩目、
長く座ったあとの一歩目などに足裏に痛みがでる
かかとが痛い方が多いですが、実際には踵だったり、アキレス腱に近いところだったり、痛む場所はさまざまです。
足底筋膜炎の原因
足底筋膜炎の原因は、ふくらはぎの筋肉が固くなることが主な原因です。
ふくらはぎの筋肉が固くなることによって、アキレス腱を通じて、足裏の筋肉を引っ張ってしまいます。
引っ張られた筋肉は、ピーンと張り詰めた状態になるため、
はじめの一歩目がズキッと痛みますが、歩いているうちに”ふくらはぎ”の血行がよくなり痛みがなくなってきます。
もっと詳しい原因はこちらの記事もご参照ください
足底筋膜炎の原因と治し方
足底筋膜炎の治療期間は?
短期間で良くなる人の場合
足裏の痛みが、はやく改善するかたの特徴は、足裏だけが痛いというケースです。
他に腰や肩などに慢性の痛みはなく足だけが痛い場合は回復が早いです。
その中でも、片足だけが痛いというケースは多くは1ヶ月以内にはよくなります。
逆に足だけが痛くて長期化している場合は、ケアのやり方に問題があって、痛みが慢性化していることがほとんどです。
あなたの足の痛みが治らない理由
長期間痛みがつづく人の場合
長くかかる場合は、どういう特徴があるのでしょうか。
- ・足以外にも、肩こりや腰痛などいろんなところが痛い
・両足が同時に痛くなった
・痛い部分が足の奥の方に感じる
・痛みではなく、砂を踏んでるような違和感や、ゴムが張り付いたような違和感の場合
このような場合、多くは長期化します。
これらにあてはまる場合は、ご自身でケアするよりも、專門に扱っているところに相談する必要があると思います。
運動はどれぐらい休めばいい?
例えば、ジョギングなどをしている方で、どれぐらい休んで様子をみればいいのかわからない方は多いのではないでしょうか?
足裏の痛みの場合は、が様子をみるのは3週間程度目安になります。
なんらかの理由で炎症が起こっている場合は、3週間ほど休めば回復します。
それ以上休んでも改善していない場合は、休むことでは治っていかない慢性痛と判断して何らかのケアをする必要があります。
慢性痛の場合のケア
では、どうやってケアしていけばいいのでしょうか。
足底筋膜炎の大半は、慢性痛です。
慢性痛というのは、捻挫のようなケガではなく、頭痛のような痛みに近いものです。
頭痛がするとき、頭に湿布をはったりしないのと同じで、
足裏に湿布をはるのも本当はあまり意味がありません。
では、慢性痛はどんなケアをすればいいのでしょうか。
今日から実践!足裏の痛みのケア2選!
1,ぐるぐる足首回し
足首をやわらかくして、稼働を広げることで、足のアーチの負担が軽減し、
回復しやすい状態になります。自分でやるのも大切ですが、パートナーがおられる場合は、やってもらったほうが全身の深部の筋肉が動きやすく成るのでおすすめです。
2,ふくらはぎのマッサージ
足底筋膜は、踵の骨を通じてアキレス腱やフクラハギと繋がって機能しています。
つながる部分をゆるめ、血行を促進することで足底腱膜の痛みが解消しやすくなります。
(生活習慣を変えるだけでも足の痛みはずっと楽になります)
まとめ
いかがだったでしょうか。
足底筋膜炎とひとくちにいっても、皆さん症状は人によって違い、治る期間もまちまちです。
中でも、小石を踏むようなジャリジャリした違和感や、
皮膚が一枚ふえたような違和感がある場合は長期化しやすいので、
なるべく早く專門の治療をうけることをおすすめします。
当院での施術を検討されてる方へ
来院される方は、平均的には3回程度の施術で、
普通の運動ができる程度まで改善される方が多いです。
ただ、痛い部分にマッサージをしていたり、
ストレッチなどで刺激をしている場合は、
もう少し回数がかかることがあります。
まずは、【はじめてのかたへ】をよく読んでいただいてから、
ご来院をおねがいいたします。